Datadog Mobile Real User Monitoring で、モバイルでのユーザーエクスペリエンスを向上 | Datadog

Datadog Mobile Real User Monitoring で、モバイルでのユーザーエクスペリエンスを向上

Author Kai Xin Tai

Published: August 11, 2020

ゲーミング、ソーシャルメディア、e コマース、そして旅行など、モバイルにより企業の経営方法や顧客とのエンゲージメント方法は刷新されています。ますます競争が激しくなる市場において、モバイルアプリのパフォーマンスと回復力を常に高く維持することは、数多くの企業の中から自社を差別化し、アプリのアンインストールおよび低評価を避けるうえで非常に重要です。しかし、デバイスの隅で実行しているアプリケーションが、フロントエンドのバグやネットワーク接続の問題など、見えない場所に隠れたさまざまな理由によりユーザー画面のロード時間の長期化やアプリケーションのクラッシュを招いている可能性があります。

モバイル開発者がシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供できるよう、Datadog では、この度 Mobile Real User Monitoring をリリースしました。Mobile RUM なら、クライアント側およびサーバー側のメトリクス、トレース、ログを接続し、モバイルアプリケーションのパフォーマンスを完全に視覚化できます。この記事では、Mobile RUM で実現できる以下の点についてご紹介します。

モバイルアプリのパフォーマンス向上

Datadog Mobile RUM には、主要パフォーマンスメトリクス、エラー、リソースが表示されるダッシュボードが装備されており、本番モバイルアプリの健全性に関するリアルタイムのインサイトをすぐに取得できます。たとえば、画面の読み込み時間、最も多くエラーを返している画面、リクエストが最も多いリソースなどをひと目で確認できます。このダッシュボードを使用すれば、問題や最適化が必要な領域を予防的に発見できるため、常に最高のエンドユーザーエクスペリエンスを提供できます。また、ダッシュボードをカスタマイズしてビジネス固有のメトリクス (収益、購入、登録など) を含めると、アプリのパフォーマンスがビジネス目標に与える影響について、組織内の全関係者が把握できます。

設定不要のエラーダッシュボードで、最もエラーが多いページやリソースをひと目で把握できます。

メトリクスに異常なスパイクが見られた場合(ログイン画面で突然多くのエラーが返される、最も売上数の多い製品の画像リソースの読み込み時間が通常の 2 倍になっている、など)に、個々のユーザーセッションを掘り下げて調査できます。RUM Explorer で、データがあらゆる側面 (地理的位置、OS バージョン、デバイスなど) で細分化されるため、特定の顧客セグメントのアプリケーション経験をより深く理解できます。また、問題のトリアージや修正の優先度の決定に役立つカスタム属性 (メールアドレス、組織 ID、製品 SKU など) をセッションに追加することも可能です。

ビューをクリックすると、選択画面を完全に読み込むまでにかかった時間がウォーターフォール形式で表示されます。

商品カタログ画面の読み込み時間を視覚化

アプリケーションのクラッシュやエラーを効果的に解決

アプリケーションのクラッシュやエラーは、アプリのアンインストールを招く主原因となるため、適切に検出して診断できることが非常に重要です。Datadog では、クラッシュとエラーに対して自動アラートを設定できるため、アラートがトリガーされるとオンコールチームが即座にトラブルシューティングを開始し、サービスの低下を最小限に抑えることができます。

Mobile RUM には、異常が発生した箇所をピンポイントで発見するのに役立つスタックトレースを含め、アプリのすべてのエラーとクラッシュの詳細が表示されます。

Datadog では、クライアント側とサーバー側のメトリクス、トレース、ログを関連付けて、アプリケーションのパフォーマンスをエンドツーエンドで表示します。Mobile RUM に内蔵された Datadog APM を使用すれば、リクエストの実行が視覚化された詳細なフレームグラフとともに、個々のトレースを調査できます。また、リクエストがエラーになった場合、問題のサーバーを容易に特定して、そのエラーにつながるすべてのコールを確認できます。さらに、リクエストトレースをランタイムメトリクス、ログ、その他の監視データと相関付けてより詳細に調査し、当面の問題を解決できます。問題の根本原因がコード、サードパーティ API、バックグラウンドのサービス、ネットワークに関連している場合、特定に必要なすべてのコンテキストを Mobile RUM から取得できます。

RUM データを APM と相関付けて、トラブルシューティングに関するより詳細なインサイトを取得します。

従って、顧客によりサポートケースが開始されたときに、平均修復時間を短縮しながら、全体的なカスタマーエクスペリエンスを向上すると同時に、顧客のジャーニー全体をわずか数分で再追跡し、顧客がどこでなぜ問題に直面したのか理解することができます。

ユーザーのモバイルアプリケーション操作を把握

ユーザーがアプリケーションにどのようにエンゲージしているかを把握することは、パフォーマンスおよび設計の最適化におけるより適切な判断につながります。Mobile RUM では、ユーザーの地理情報、最も訪問数の多い画面、最も使用数の多い OS バージョンなどのアナリティクスを収集できます。さらに、Mobile RUM ではタップ、スワイプ、スクロールといったアクションが自動的に収集されるため、ユーザーが各画面でどのような操作を行っているかを把握できます。また、カスタムユーザーアクションをキャプチャするように RUM を構成して、ユーザーが商品を購入したり、カートに商品を追加したり、記事を読んだり、アイテムにブックマークを付けたりするアクションを追跡できます。ユーザー行動をより深く理解すれば、バグの修正、UI の再設計など、優先すべき技術的作業を決定し、接待的なユーザーエクスペリエンスの向上が可能になります。

Mobik RUM がタップやスワイプなどのユーザーアクションを収集し、さまざまな画面におけるユーザーの操作を表示します。

満を持してモバイルアプリケーションをデプロイ

Datadog Mobi RUM なら、デバイスでローカルに実行するアプリコードから、サーバー側のアプリケーションとネットワークとのインタラクションまで、稼働中のモバイルアプリの健全性をエンドツーエンドで幅広く視覚化できます。今すぐ Mobile RUM を使用して、Android ネイティブアプリを監視しましょう。iOS アプリを実行している場合は、こちらから非公開ベータ版にご登録ください。Datadog を初めて使用する場合は、14 日間のをお試しください。