Datadog Bits AI SREで、少人数のSREチームがヌーラボの中核プラットフォームを守る | Datadog
Datadog Bits AI SREで、少人数のSREチームがヌーラボの中核プラットフォームを守る

case study

Datadog Bits AI SREで、少人数のSREチームがヌーラボの中核プラットフォームを守る

About Nulab

株式会社ヌーラボは、BacklogやCacooなどのツールを提供するコラボレーション ソフトウェア企業です。急速に成長し、複雑化するインフラ全体で、拡張性の高いクラウドベースのサービスを通じて数百万人のユーザーを支えています。

ソフトウェア
100人以上
福岡県福岡市
「Bits AI SREは単なる自動化ではありません。チームとしてインシデント対応と信頼性に向き合う方法を、根本から変えるものです。」
case-studies/nulab/hisatomo-futahashi
「Bits AI SREは単なる自動化ではありません。チームとしてインシデント対応と信頼性に向き合う方法を、根本から変えるものです。」
二橋 宣友 氏 プリンシパルエンジニア 株式会社ヌーラボ

なぜ Datadog なのか?

  • ログ、メトリクス、トレースを横断した自律的な調査が可能
  • AIを活用した根本原因分析によりインシデントのトリアージが迅速化される
  • 事前のシステム知識がなくても深いインサイトが提示される
  • インフラストラクチャとコストについて自然言語で調査が可能
  • 個人からチームまで、あらゆる規模でSREの能力が拡張される

課題

ヌーラボのシステムは、サービス、チーム、クラウド環境をまたいで拡大し、信頼性を維持する難易度が高まっていました。小規模なSREチームの認知負荷が増大する中で、調査をより迅速化し、その負担を軽減する必要がありました。

主な成果

30分超 → 4分

インシデント分析時間を短縮

170万件以上

大規模環境でのログ分析数 (毎分)

高 → 低

小規模SREチームの運用負担を軽減

リアクティブ型 → プロアクティブ型

信頼性への取り組みを変革

成熟したエンタープライズ規模のプラットフォームで信頼性を維持

ヌーラボは、エンタープライズ顧客から信頼されるコラボレーション ツールを20年以上にわたって開発してきました。代表的なツールにBacklogとCacooがあります。Backlogは15,000を超える組織に有料契約で導入され、Cacooは400万人以上のユーザーに利用されています。

ヌーラボでは、50以上のサービス、1,500以上のコンテナ、300以上のホスト、35以上のAWSアカウントという大規模なインフラが稼働しています。この広大なエコシステムの中核を担うのが、2つの基盤プラットフォームサービスです。すべてのヌーラボ製品の統合認証と請求を担うヌーラボアカウントと、組織全体のセキュリティおよびアクセス制御を適用するNulab Passです。

すべてのヌーラボ サービスが依存する共有プラットフォームを支えているのは、少人数のSREチームです。ヌーラボのプリンシパル エンジニア、二橋宣友氏は、スタック全体にわたるモニタリング、インシデント対応、プラットフォームの健全性を担っています。プラットフォームの規模に対してチームが限られている中、ヌーラボはエンジニアリングの対応力を高め、1人で担える範囲を広げる方法を模索し始めました。

株式会社ヌーラボのチーム

AIを活用したSREで調査を迅速化

こうした課題に対応するため、ヌーラボはBits AI SREを導入しました。二橋氏は、Bits AI SREをヌーラボのモニタリング ワークフローに組み込みました。アラートが届くと、エンジニアはSlack上でBits (AI SRE) による調査を開始します。Bitsはすぐにチームの力を増幅する存在となり、より迅速で一貫性のある調査を可能にしました。

実際のインシデントでは、大量のテレメトリを処理しながら、深夜に発生したDDoS攻撃の調査と状況把握をわずか4分で完了しました。「今ではBitsだけで調査が終わることが多くなりました。AWS ConsoleやTerminalを開くことすらありません」(二橋 氏)

Bitsは、経験豊富なSREがシステムをトラブルシュートするように、ログ、トレース、メトリクスをまとめて分析します。パターンを特定し、異常を洗い出し、事前情報が限られていても明確な結論を導き出します。これにより、ヌーラボの少人数のSREチームは、手作業によるトリアージからAI支援によるガイド付き調査へと移行し、判断にかかる負担を軽減できるようになりました。

「今ではBitsだけで調査が終わることが多くなりました。AWS ConsoleやTerminalを開くことすらありません」(二橋 氏)

インシデント対応にとどまらず、日常業務にSREを拡張

少人数のチームにとって、手作業のタスクはどれも大きな負担になります。ヌーラボでは、重大なインシデントに加えて、担当エンジニアの1日を圧迫しかねない運用作業にもBitsを活用しています。

以前は平均30分以上かかっていた多くの低優先度アラートの調査も、今ではBitsを使って5分未満でトリアージできます。レイテンシー調査では過去の関連情報が自動的に取り込まれ、再発する問題を品質低下につながる前に発見しやすくなりました。二橋氏は次のように語ります。「Bitsは、事前情報が限られていても、的確で深いインサイトを提供してくれます。以前はエンジニアの頭の中にしかなかった知識が、今では自動的に提示されるようになりました」

エンジニアは、複雑なクエリを書いたり、専用のダッシュボードを作成したりしなくても、自然言語でBitsとやり取りしながらログやコストを調査できるようになりました。かつては専門的な知識が必要だった作業をBitsに任せることで、人員を増やさずにチームの対応範囲を広げています。

「Bitsは、事前情報が限られていても、的確で深いインサイトを提供してくれます。以前はエンジニアの頭の中にしかなかった知識が、今では自動的に提示されるようになりました」(二橋 氏)

人とAIが協働する新しいモデルを構築

ヌーラボにとって、Bits AI SREの導入は、インシデント対応のあり方を大きく変えるものです。「Bitsは『今』を守り、私は『未来』を守るのです」(二橋氏)

リアルタイムの調査作業をAIに任せることで、チームはシステムの改善、プロセスの洗練、長期的な信頼性の向上に集中できます。同時に、Bitsはデータ、コンテキスト、利用状況から継続的に学習し、信頼性を時間とともに高めるフィードバック ループを生み出します。

ヌーラボはBitsをチームの一員として捉え、その効果を最大限に引き出すため、テレメトリの改善、コンテキストの充実、ベスト プラクティスの整備に取り組んでいます。

AIを活用したSREを競争優位性へ

現在、ヌーラボはインシデント対応を、リアクティブで手作業中心のプロセスから、より速く、よりスケーラブルで、よりインテリジェントなワークフローへと変えています。かつては深い専門知識と多くの時間を必要としていた調査を、今では数分で完了できます。複雑なシステム全体の可視性が向上したことで、エンジニアは判断にかかる負担を抑え、より確信を持って運用できるようになりました。「Bits AI SREは単なる自動化ではありません。チームとしてインシデント対応と信頼性に向き合う方法を、根本から変えるものです。」(二橋氏)

DatadogのオブザーバビリティとAIを活用したSREを組み合わせることで、ヌーラボはよりレジリエントなプラットフォームを構築しています。これにより、チームはより迅速に対応し、最も重要なこと、つまりユーザーに信頼性と品質に優れた体験を届けることに集中できるようになっています。

リソース

Introducing Bits Investigation, your AI on-call teammate

BLOG

Introducing Bits Investigation, your AI on-call teammate
og/default/og-press-release

press release

Datadog Unveils Latest AI Agents to Rapidly Resolve Application Issues