導入事例:株式会社サイバーエージェント | Datadog
CASE STUDY

株式会社サイバーエージェント

⼝コミで広がる評判が事業を超えた横展開を加速、全社で活⽤されるモニタリング基盤へと成⻑

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは1998 年設立、日本を中心にメディア、インタ ーネット広告、ゲームなどを展開するIT 企業。インターネット広告「サイバーク リック」、「アメーバブログ(現 Ameba)」などから始まり、今では定 額音楽配信サービス「AWA」、テレビ 「ABEMA」、さらにスタートアップや DXなど幅広く事業を展開している。


主な成果

評判が口コミで広がり利用の横展開が加速

事業、プロジェクトごとに自由度を 持ったツール選定を許容する中で、 システム全体の高度なモニタリング を簡単に実現できるDatadogの評判 が口コミで広がり、横展開を加速。 全社で活用されるモニタリング基盤 へと成⻑していった

より効率的な活用を促進するための体制を整備

Datadogに関連するナレッジ、契約 を集約する社内体制を整備。 Datadogの営業やカスタマーサクセ スとも協調し、積極的に新機能を試 すことでナレッジを広げながら、各 事業部門の利便性と投資対効果を両 立

課題

オンプレミス時代からの監視 ツールの運用工数が大きくプ ロジェクト本体の目的にSEの 時間が使えない状況だった。 同時にコンテナやクラウドで 提供されるマネージドサービ スのような新たな対象への監 視には不向きなことも課題と なり抜本的な見直しが必要と なった


なぜDatadogなのか?

クラウド、コンテナなど新た なテクノロジを含むあらゆる ソースから多種多様なデータ を取得できることがモニタリ ング環境の統合、運用の最適 化につながった。結果として 技術者の時間がプロジェクト 本来の目的に集約される。 継続的に利用する中で、問題 の発生を未然に防ぐ機械学習 や、Notebook機能でのナレッ ジ共有の促進など導入前の期 待を超えるような効果も実感 している。


最先端のテクノロジーを支えるDatadogその評判が口コミとして広がり横展開を加速

サイバーエージェントは日本におけるインターネットの普及に連 動し、ビジネスを拡大、躍進させてきた。その大きな特⻑は、テ クノロジーの提供だけにとどまらず、そこにクリエイティビティ を融合させることである。昨今では主力事業であるインターネッ ト広告、メディア、ゲームに加え、様々な領域での新規事業にも 挑戦している。なかでもAIと顧客企業のDX支援は最も強化すべき 注力分野として、社内では数多くの関連プロジェクトが進行して いる。

常に最先端テクノロジーを使いこなすことが創業以来の社風であ り、2015年には主にアマゾン ウェブ サービス (AWS)を活用した クラウドコンピューティングへの移行が本格化している。同時期 に監視環境も抜本的に見直した。その背景には、従来の監視ツー ル自体が運用監視の対象になるという循環的な課題を抱えたこと が大きい。当然、最先端のテクノロジーを活用する上で、コンテ ナやクラウドで提供されるマネージドサービスに適した監視も必 要であり、その両者を満たすソリューションとしてDatadogを導 入した。

Datadog導入後、その横展開は急速に進んでいった。特定部署が 主導したわけではなく、その評判は口コミとして組織、プロジェ クトを越えて伝わり、横展開を加速させた。プロジェクトごとの 開発環境に対しての自由度が高く、幅広いツール選定を許容する サイバーエージェントにおいて、Datadogは社内のあらゆるプロ ジェクトで活用されている。

社内での活用の広がりを追いかける形で、Datadogに関連するナ レッジの集約、契約の取りまとめを行う体制も整えられた。今で は申請から数時間後にはDatadogの利用が開始できるところまで 体制が整備されている。

「従来の監視環境は、ツール自体の運用の手間が大きく、クラウドのスケーラビリティに追従することにも不向きでした。私たちは事業を大きくすることに集中したかったので、運用監視ツールに投入するリソースを最小限にしたいと考えて、Datadogを導入しました。」

株式会社 サイバーエージェント
AI事業本部 DX本部 兼 CTO統括室
⿊崎 優太 氏

全社的なDatadog活用でモニタリングコストを最適化

サイバーエージェント グループIT推進本部 全社データ技術局 鷹雄健氏は 「モニタリングへの投資はツール、人件費の両面でプロジェクトごとの予 算とバランスする必要があり、その点でもDatadogの活用は効果的だっ た」と話す。

あらゆるソースから多種多様なデータを取得できるDatadogの機能を最大 限活用することが、余分なモニタリングツールへの投資を抑制し、かつ効 率化された運用が人件費の削減にも貢献している。結果として貴重な技術 者の時間がプロジェクト本来の目的に集約されることはビジネスメリット につながっていく。サイバーエージェントでは、さらなる最適化に向け、 Datadogの機能を徹底的に使い倒す、を実現すべくDatadogの営業、カス タマーサクセスチームも巻き込み新機能のキャッチアップに余念がない。

高度な機械学習から文書化機能まで幅広い機能が期待値を超える導入効果をもたらす

メトリクスの収集、システムやアプリの状況の可視化、ログ管理、Slack やPagerDutyを経由したアラートの通知、といった定番の機能は、すでに 使いこなせている。最近ではサーバーレス環境のモニタリングやインシデ ント管理のような新たな機能の活用も広がっている。

「カスタムメトリクスを多数取得し、インフラだけでなくアプリの状況も モニタリングしています。1万数千台のサーバーすべてにDatadogエージ ェントが入っています。これからも新機能の効果を積極的に検証し社内に 広めていきたい。」と⿊崎氏は活用状況と今後の目標を語る。
さらに⿊崎氏は機械学習とナレッジ共有の2つを期待値を超えた効果とし てあげた。「機械学習で異変を検知するWatchdogが知らせてくれた問題 の兆候で問題を未然に防ぐことができたことが多くありました。もう⻑年 使っているので当たり前のようになっていますが、この効果は絶大です。 あと、問題対応の経緯を分かりやすく文書化できるNotebook機能も気に 入っています。メトリクスを切り貼りして調査の過程を手軽にまとめ、自 分がどのようなことをしたのか、を共有するために活用しています。自分 が対応したコンテキストを簡単にまとめられるので、共有自体に全くスト レスはなく、ナレッジの蓄積の意味でも効果が高いです。」

サイバーエージェント社内にはこれまでのDatadog活用から得たナレッジ が浸透し、それが横展開の加速につながった。利用が広がる中で確立され た、Slackで質問すればいつでも誰かが回答をくれる、という互助の文化 が今後も、Datadogの機能を徹底的に使い倒すことを支えていく。

「今ではDatadogが当たり前のように浸透していますが、セキュリティやデータベースマネジメント関連の新機能など利用してみたい機能はまだまだあります。今後も実際に使ってみて効果を実感したら、積極的に社内に周知し、全社的な業務効率改善やサービス品質向上につなげていきます。」

株式会社 サイバーエージェント
グループIT推進本部 全社データ技術局 局⻑
鷹雄 健 氏

リソース