資産管理をDXするSaaSを4ヶ月でリリース | Datadog
CASE STUDY

資産管理をDXするSaaSを4ヶ月でリリース

三井住友ファイナンス&リース株式会社

三井住友ファイナンス & リース株式会社(SMFL)は、ファイナンスおよびリース領域で幅広く事業展開する業界大手企業です。デジタル先進企業を掲げ、新規の情報システム開発は原則内製化し、開発と変更のスピードを重視しています。

SMFLみらいパートナーズ株式会社

SMFLみらいパートナーズ株式会社は、三井住友ファイナンス&リース株式会社 が100%出資するSMFLグループの革新をリードする戦略子会社です。リースやファイナンスといった金融の枠にとらわれず、時代のニーズに柔軟に対応しながら、社会のイノベーションを推進するさまざまな分野で事業を開発・発展させていきます。


主な成果

3ヶ月で導入

モニタリング未経験のチームで短期で導入

ノイズレスの通知

適切な人へ、適切な媒体でアクション可能な情報を伝達

導入後4ヶ月でサービスを正式リリース

運用と稼働が安定し、サービスの正式なリリースを短期間で実現しました


Challenge

三井住友ファイナンス&リースグループは、短期間でモニタリング環境を構築して、開発と運用を一体化し、システムの稼働を安定させる必要がありました。


なぜDatadogなのか?

三井住友ファイナンス&リースグループは、短期間でのモニタリング環境導入のため、シンプル、必要な機能を最初から使える、初期設定のまますぐに使えるダッシュボード、APIで細かくTwillioの通知フローを設定できる、機密性が高いログの除外に対応しているという 5つの理由からDatadogを選定しました。


「アセットフォース(assetforce)」は三井住友ファイナンス&リース株式会社および戦略子会社SMFLみらいパートナーズ株式会社(以下、三井住友ファイナンス&リースグループ)が提供するクラウドサービスです。企業が使用する資産の取得、使用、処分など一連のライフサイクルにおける最適なマネジメントを支援して、資産管理をDXします。

三井住友ファイナンス&リースグループは開発のアジリティを高めるために、内製化を進め、市場ニーズを見極めながらシステムを成⻑させており、正式リリースに向けてシステムの運用と稼働を安定させることが課題でした。

シンプルで、モニタリングに必要な機能が最初から揃っている、APIで細かく通知フローを設定できる、機密性が高いログの扱いをコントロールできるという理由からDatadogを選定しました。

資産管理をDXするSaaS新規事業 assetforce

これまで、棚卸、入出庫管理など現場での運用業務は手間とコストがかかる負荷が高い業務でした。また、資産の稼働状況の把握が困難で、設備が遊休して在庫が過大となってしまう課題がありました。

資産管理をDXするSaaSの新規事業 assetforce を利用すると、スマホを介してAI/IoT/ARなどを利用してモノと資産簿がシームレスに連携できます。卸売業での棚卸し工数の90%削減、金融業での棚卸し作業の精度95%向上、レンタル業で入出庫作業の工数35%削減および在庫状況のデータ精度60%向上など*を実現しています。
(*2021年3月末までの導入実績を参考に算出)

短期間でのモニタリング導入成功のポイント

三井住友ファイナンス&リースグループは、短期間でのモニタリング環境を導入してassetforceの運用を安定させ早期に正式リリースする必要がありました。Datadogはシンプルで、モニタリングに必要な機能が最初から揃っている、APIで細かく通知フローを設定できる、機密性が高いログの扱いをコントロールできるという理由から選定されました。

運用管理の経験がないメンバーがほとんどを占める新しいチームということもあり、必要な機能がワンセットで揃い、シームレスに使えるDatadogに魅力を感じました。
ダッシュボードの作成は既存のテンプレートの中からコピー&ペーストして新規ページを作り、パラメーターの変更だけで約一時間で作ることができました。

“取れる指標でなく、「人」を中心に通知を設計したことがDatadogの導入成功の鍵でしょう。適切な人に、次のアクションに繋がる情報を緊急度に応じた媒体で伝えることが重要です。通知が多すぎると、人は慣れて無視されて、肝心なときに役に立ちません。”

三井住友ファイナンス&リース株式会社
デジタル開発室 リードスペシャリスト 森本 悠太 氏

実用最小限の製品(MVP)を基本に、ツールの標準機能を活用し、取得する情報を絞る

assetforce は、実用最小限の製品(MVP)という基本理念でニーズを探りながら小さなチームで開発を行ってきました。運用監視チームとしても、同じMVPの発想で指標はなるべくツールの標準の指標を採用するようにしています。

SLO(サービスレベル指標)として何を使うべきか合意を取っていくのは時間と工数がかかるため、まずは多くの人が使っているツールの標準指標を見てそこから徐々にチューニングしていくという発想でスピーディーにすすめてきました。この最小限にするという発想で、CPUやメモリーなどの基本指標はDatadogのデフォルト設定のみにしています。

苦心したのは、対応して欲しい通知の提供の仕方と通知メッセージです。Slack、Eメール、ダッシュボード、ショートメッセージなどさまざまな通知手段を駆使していますが、受け手が見たいもの、必要としている情報は何か、という「人」を出発点とした通知の設計が一番重要なポイントと考えています。これで、開発者にも運用に関心を持ってもらいDatadogを役立つツールとして使える状態に早くして、DevOpsのプロセスに組み込むことができました。

また、銀行系の厳しい規制でログの送信先を絞らねばならない機密情報があります。Datadogをログのフィルタリングツールとして使い、開発者が欲しい情報だけをDatadogでの分析対象とすることで、非常にシンプルな運用を実現しています。

また、Datadogのサポート窓口や営業担当を積極的に活用するということも皆さんに共有したいことです。近くの同僚に聞くのもいいですが、躊躇せずにDatadogのサポートに相談するようにしたことで、Datadogのサポートからすばやくレスポンスをもらい、該当するドキュメントの解説も得られています。

Datadogは機能強化や要望の取り込みも非常に早いので、担当営業に機能リクエストを出しておくことで、要望機能の実装や、様々な提案をもらうことができています。

リソース