Datadog、ユーザーセッションとバックエンドのアプリケーショントレースを相関させる機能をリリース | Datadog
Datadog、ユーザーセッションとバックエンドのアプリケーショントレースを相関させる機能をリリース

Datadog、ユーザーセッションとバックエンドのアプリケーショントレースを相関させる機能をリリース

January 12, 2021

12:00 AM UTC

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Datadogの新しい双方向相関は、従来の異なるパフォーマンスデータを接続することにより、オンコールエンジニアリングチームの死角をなくします

2020年12月17日、ニューヨーク – クラウド時代の開発者、IT運用チーム、およびビジネスユーザー向けのクラウドアプリ監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog(Nasdaq:DDOG)は本日、ユーザーエクスペリエンスデータとアプリケーショントレースを結びつけ、フロントエンドとバックエンドの間にあるパフォーマンスモニタリングのギャップを解消する新機能を発表しました。これにより、オンコールエンジニアリングチームは、モバイルおよびWebベースアプリケーションからバックエンドサービスまでのどこかに存在する、カスタマーエクスペリエンスに影響を及ぼす問題の根本原因を特定することが可能になります。

Datadogのユーザーセッションとバックエンドのアプリケーショントレースを相関させる機能
Datadogのユーザーセッションとバックエンドのアプリケーショントレースを相関させる機能

従来、リアルユーザーモニタリング(RUM)とアプリケーションパフォーマンスモニタリング(APM)ソリューションは分断されサイロ化されており、スタック全体のトラブルシューティングには個別のワークフローが必要とされていました。そのため、ブラウザおよびモバイルアプリケーションからのユーザーエクスペリエンスデータとバックエンドにおけるトレース、メトリクス、ログを結びつけることは、複雑で手間のかかる作業となっていました。手動によるこれらの関連付けでは、オンコールエンジニアリングチームが問題を修正する際に、アプリケーションスタックのどの部分がフロントエンドアプリのパフォーマンス低下の原因であるかを特定することが難しいため、問題修正のスピードを低下させていました。Datadogの新機能は、RUMのフロントエンドユーザーセッションとAPMのバックエンドトレースを自動的に双方向で相関させることで、こうした死角を解消します。この新機能により、オンコールエンジニアリングチームは根本原因を迅速に特定できるようになり、ブラウザおよびモバイルアプリケーションの安定したユーザーエクスペリエンスを維持できます。

Datadogの製品担当バイスプレジデントであるRenaud Boutetは次のように述べています。「フロントエンドとバックエンドのエンジニアは、通常はそれぞれが独自のサイロ化されたモニタリングソリューションを使用し、同じ兆候や数値データに目を向けることすら滅多にありません。しかし、問題はスタックのどこからでも発生しますし、あらゆる方向に伝播します。Datadogは、フロントエンドで始まったレスポンスの低下とバックエンドで修正すべき項目を自動的に接続することで、企業がインシデント検知までの平均時間(MTTD)と平均復旧時間(MTTR)を大幅に短縮できるようにします。」

SeatGeek のWebプラットフォームチームのエンジニアリングマネージャーであるRonni Persson氏は、次のように述べています。「当社のDevOpsチームとSREチームは、RUMとAPMを結びつけるDatadogの機能を使ってユーザーの行動を完全に視覚化し、ユーザーからのリクエストに対するアプリの不安定化や遅延を引き起こしているカスタマースタック内の原因を具体的に特定しています。フロントエンドとバックエンドの自動相関により、スタック全体のエラーを解決する際に、当社のチームは同じ言語を使用してコミュニケーションを取ることができます。」

APMとRUMを結びつけるDatadogの新機能は、重要なアプリケーションパフォーマンスデータを自動的に相関させ、以下のような機能を提供します。

エンドツーエンドの監視の詳細については、こちらをご参照ください:
https://www.datadoghq.com/ja/blog/unify-apm-rum-datadog/

Datadogについて
Datadogは、クラウド時代の開発者、IT運用チーム、およびビジネスユーザー向けの監視およびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャの監視、アプリケーションパフォーマンスの監視、およびログ管理を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムの観測性を提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。

将来の見通しに関する記述
このプレスリリースには、1933年証券法第27 A条(改定後)および1934年証券取引法第21 E条(改定後)に規定される一定の「将来の見通しに関する記述」を含めることができます。これらの将来の見通しに関する記述は、現在入手可能な情報および当社が行った仮定に基づいた、当社の計画、意図、期待、戦略および見通しに関する現在の見解を反映しています。実際の業績は、将来の見通しに関する記述と大きく異なる可能性があり、様々な仮定、不確実性、リスクおよび当社の管理を超えた要因に左右される可能性があります。これらの要因には、「リスクファクター」の表題で詳述されているものや、2020年11月12日に証券取引委員会に提出されたフォーム10-Q の四半期報告書を含む、当社の証券取引委員会への提出書類および報告書、ならびに当社による将来の提出書類および報告書に記載されているリスクが含まれます。法律で義務付けられている場合を除き、当社は、新しい情報、将来の事象、期待の変化、またはその他の結果として、本リリースに含まれる将来予想に関する記述を更新する義務または義務を負いません。